途中出場ながら14得点、5アシストの活躍で東京Uの勝利に大きく貢献した今林萌
バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズンの第9節、現在4位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同6位の湘南ユナイテッドBC(以下、湘南)とのGAME1が11月23日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、78―52の26点差をつけて東京Uが湘南を破り、連勝を6に伸ばした。
5連勝でホーム有明に戻ってきた東京Uの選手たち
東京Uは、第6節(11月3日)しながわシティバスケットボールクラブとのGAME2を皮切りに、第7節(同9日、10日)トライフープ岡山戦、第8節(同16、17日)アウェイでのヴィアティン三重戦でそれぞれ連勝し、5連勝とチームのムードも良く、勢いをつけた状態でホーム有明に戻ってきてのとても重要な試合となった。
第1Q試合途中出場で5得点を挙げた東京U・今林萌
東京Uは、第1Qから攻守共にリズム良いスタートを切り、今林萌が5得点を挙げたほか、湘南のファールによるフリースローも確実に決め、17―13の4点差のリードをつける幸先良いスタートを切った。
豪快なダンクシュートを決めて会場を沸かした東京Uのアンジェロ・チョル
続く第2Q、東京Uは第1Qの勢いをそのまま攻守で出場した選手全員が得点を挙げる展開となり、アンジェロ・チョルが豪快なダンクを含む7得点を挙げたほか、昨季湘南に在籍していたローカス・ガスティスも3点シュートを含む5得点を挙るなど更にリードを広げ、44―27の14点差をつけて前半を終了した。
第3Qでディフェンスでの活躍と共に、3得点を挙げた東京Uの田口暖
ハーフタイムを挟み、後半第3Qに入り、両チームのディフェンスが激しくなる中、湘南に点差を縮められた東京Uだったが、リース・ヴァーグが3点シュート、田口暖も3得点を挙げるなど、54―40の14点差をつけて、試合は最終第4Qへ。
前節(第8節)を体調不良で欠場し、今節から復帰して10得点を挙げる活躍で東京Uの勝利に貢献した主将・川島蓮
第4Qに入ると、有明アリーナ(サブ)に来場した436人の青援が東京Uの選手たちを後押しした。今林が3点シュートを含む7得点、前節を体調不良で欠場した主将・川島蓮も7得点、長尾光輝も身体を張ったプレーで4得点を挙げるなど、着実に得点を重ねて、湘南とのGAME1は78―52の26点差で東京Uが勝利し、連勝を6に伸ばした。
試合後、勝利した湘南とのGAME1について冷静に振り返る東京Uの橋爪純ヘッドコーチ
試合後、東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)は「本日も応援ありがとうございます。今日はしっかりとディフェンスが機能して、その後のリバウンドをとって、オフェンスに繋がることができたゲームだったので、しっかりち勝ち切れたゲームだったかなと思います。明日もゲームがありますし、明日こういうゲームをもう1回できることが次に繋がると思いますので、明日も応援宜しくお願いします」と、試合を振り返ると同時にあす24日に行われる湘南とのGAME2への応援をお願いするメッセージを伝えた。
湘南とのGAME1でMVPに選ばれた東京Uの今林萌
続いて、湘南とのGAME1のMVPには、3点シュートを含む14得点、5アシストの活躍を見せた東京Uの今林が選ばれた。
MVPに選ばれた今林は「今日は凄い入りも良くて、ベンチから自分は出るんですけど、試合に入りやすいゲーム展開だったかなと思います。(チームは6連勝を飾ったが今のチームの雰囲気に関しては)練習でも凄い雰囲気良くやれていますし、僕たちはディフェンスのチームなので、こういう風にディフェンスで勝つっていうのは、次の試合に繋がるのかなと思います。(スターターでいきたい気持ちは)スタートで出ても、ベンチから出ても、さっき橋爪HDがおっしゃった様に、プレータイムはシェアするので、そこは凄いチームとして戦えていると思うので、そこは思っていないです。(最後にファンに向けて)明日は今日と違って、たぶん苦しい試合展開になるかもしれないので、ブルーラビッツの青援というのが絶対に必要になってくると思います。明日も是非会場にお越しいただき、応援宜しくお願いします」と、冷静に自身のプレーを振り返るとともに、湘南とのGAME2に向けてファンに更なる青援をお願いした。
東京Uの次戦は、あす24日に有明アリーナ(サブ)で湘南とのGAME2を15時試合開始で行う。